ものづくり基盤技術強化支援事業 BUSINESS

東京都内に所在する地域の工業・産業団体等が実施主体となって、ものづくり現場を取り巻く厳しい経営環境に対応するため、必要な基盤技術を強化していこうとする取組に対し、その経費の一部を助成します。

事業の内容

「ものづくり技術の向上や優れた技術を承継する取り組み」「自社の優れた技術の紹介や販路の拡大に向けた取り組み」「異業種の会員企業同士が連携して新製品を開発しようとする取り組み」など、ものづくり基盤技術強化のために自ら主催、もしくは外部機関が行う事業への参加を対象とします。

補助金の交付対象となる経費 

助成対象となる経費は、以下に掲げるもののうち必要と認めるものとしますが、会員企業(社員)が自ら行う業務は対象外とし、基本的には外部事業者に委託する経費とします。

助成金額(補助率)

助成金の額は360万円以内で、かつ対象経費の3分の2以内とします。 助成限度額は1件当たりとし、年度内に何回でも申請できます。また、対象経費の残り3分の1に関して、区市町村の助成が得られる場合、地域団体の負担は0となります。

  • 報償費(謝金等)
  • 旅費
  • 消耗品費(事務用品、のぼり等)
  • 印刷製本費(チラシ・パンフレット・ポスター作製費等)
  • 通信運搬費(郵送料、搬送料等)
  • 賃借料(機器・設備等の短期リース料・レンタル料)
  • 会場借上料(会場使用料、マイク等会場備品使用料)
  • 展示会等事業費(出展小間料、工事費、装飾費等)
  • その他委託料(事業実施に伴う業務の外部委託経費)
  • 広報費(広告掲載経費等)
  • その他必要と認める経費(具体的にはお問合せ下さい)

申請手続・手順

工団連加盟の地域団体が、所定の申請書類により申請します。 補助金の交付決定に伴う審査・承認の手続き、事業実施後の実績報告等の諸手続きは、工団連事務局までお問い合せ下さい。

事業活動

01展示会の開催・出展

自治体や企業・団体などが開催する展示会に出展し、会員企業の優れた製品や活動をPRする(若しくは自団体が展示会を開催する)などの活動。

これまでの事例

「いたばし産業見本市」「おおた工業フェア」「としまMONOづくりメッセ」「産業ときめきフェアin江戸川」「ひがしんビジネスフェアー」「テクニカルショー横浜」「危機管理産業展」などへの出展、開催。

助成対象経費

ブース出展料、団体PRコンテンツ制作費、ブース装飾費、パンフレット等印刷費、資材等運搬費を外部業者へ委託する場合に対象となります。

*詳細はお問合せ下さい

02技術・セミナー・講習会の開催

ものづくりをテーマにしたイベントを開催し、会員企業(経営者・従業員)における知識の習得・意欲の向上等の機会とする

これまでの事例

「ものづくりと経営・日本人の誇り」「産業振興・事業開発」をテーマにした講演、「コンサルタントものづくり相談会」の開催、「3Dプリンター講座」「パソコン講座」の開催。

助成対象経費

講師謝金、会場・施設借上げ費用、資料製本印刷費、その他委託費。

03先進工場や先進施設の視察(異業種との連携)

ものづくりの先進工場設備や先端技術の視察を通して、会員企業の意識改革や人材育成、また最新技術の取得や更なる技術向上に繋げる活動

これまでの事例

「先進自動車製造工場の視察」「先進公害防止施設(工場)視察」「先進施設の視察」「先進会員企業工場施設」「ものづくり大学視察」の実施。

助成対象経費

バス借上げ費用、高速道路代、その他委託費(飲食にかかわる経費は対象外となります)。

04技術セミナーの開催

会員企業の製品競争力の強化や更なる技術力向上、また最新技術の取得を目的とした専門研修やセミナー、講演会を開催し技術的な基盤の強化を支援する活動。

05異業種との連携

多様な業種で構成される地域団体の会員企業同士が、業種の垣根を越えて優れた技術で連携して新たな事業や商品の開発に取り組む活動。

06技術能力評価のための取組み

従業員の士気向上のための技術面での能力を評価した表彰や技術力向上のための各種資格取得に向けた専門講習会の開催などの活動